2008年11月7日(金)0時32分追加
久米宏のテレビってヤツは!?(毎日放送)
おもしろかった。
この番組は今回で三回目だが視聴率で苦しんでいる。
「専門家」コラムの評判もすこぶる悪い。すでにもうダメ説も流れている。
- 久米宏はもう過去の人? 大物キャスターが敬遠されるワケ(日刊サイゾー)
- 久米宏を生かすには この番組じゃ…(横澤彪のチャンネルgメン69)
- 久米宏はもう過去の人? 大物キャスターが敬遠されるワケ("噂の女"神林広恵のナイショの一説)
- 久米宏「新番組」は報ステを食うか(てれび見朱蘭)
一言でいえば「予定調和番組への反逆」。
この番組は、もしかしたらオオバケするんじゃないかと思っている。
専門家も素人も同じ土俵で混沌としゃべくりまくる。そもそも政治とはそういうものだ。しかし相手を言い負かそうとするのでもないし、みんなで「ですよねえ、ですよねえ」の大合唱をするのでもない。司会者が私見や持論をぶちあげて牛耳るのでもない。
面と向かって政治の話をすること、様々な立場、知識、異なる意見を持つ人間といかに折り合いをつけながら議論をするかの学習の場として格好の番組だと思う。人は自分と違う考え方の人間や自分の持たない情報を持つ人間と上手に交わりながら異論や知識を自分の中に吸収することを学ばなければ、老熟できない。そういう機会を持たず、仲良しやイエスマンばかりにかこまれて過ごすと今話題の前空幕長やみのもんたのような精神年齢中学生の老人ができあがってしまう。社会的に成功することだけが人生の目的ならまあそれもいいが…。
イタリア人は食事の最中、唾を飛ばして政治の話をしまくる。支持政党が異なればなおさら白熱する(イタリアにはバリバリの右翼もバリバリの左翼もおんなじくらいいる)。でも、だからといって人間的な亀裂が生じること滅多にない。お互い友達で、相手がいい奴だということはわかってるからで、それと思想信条は別だから。
話は変わるけど、昔、久米宏が横山やすしと「TVスクランブル」をやってたのと、今、「目標は久米宏」と公言している安住紳一郎が、久米とそっくりのキャリアを積みながら、今また、ビートたけしと「情報7days ニュースキャスター」を同じ時期に始めたのは感慨深い。ともに癖ありまくりのパートナーとどう絡むかが司会の腕の見せ所。ビートたけしはかなり意図的に「やんちゃ」にふるまってるけど(笑)。
夜の10時、裏では「ニュースステーション」の後釜の「報道ステーション」、ラジオではアクセスの渡辺真理ちゃん。感慨深いなあ…。

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